- 2009年1月28日
今まで使ってたサンヨーのICレコーダーが、録音時間が短すぎてちょっとトホホ状態で、そろそろ買い換えねばなるまい、と思ってたところへこれが出ましたので飛びついてしまいました。
TASCAM｜タスカム｜ SD・SDHCメディア採用ポータブル・デジタル・レコーダー | Portable Digital Recorder｜DR-07
単3乾電池との大きさ比較。
単3乾電池2本駆動。
結構分厚い。
マイク端子。
三脚用の穴つき。
そもそもこのようなレコーダーを何に使うのかという話ですが、友達と年に数回行く練習スタジオの模様を録って後で聴いてみて落ち込んだり、家で自分のプレイを録って後で聴いてみてガックリきたり、ああでもこれはこの前 Toneport GX 買ったので家での出番は少なくなりそうですが、アンプの前に置いて歪みペダルを取っ替え引っ替えして録る時には使うでしょう。ガックリくるけど。あとは仕事でも極まれに使う事もありますが、さすがにこの時は特にガックリきたりしません。ああ、あとアナログ音源のデジタル化にも使うかも知れん。
機能的には今まで使っていた安いICレコーダーでも十分なのですけれども、メモリが内蔵タイプで、録音フォーマットは MP3 のみ、しかも最高音質にすると1時間程度しか録れないのでちょっと悶々としていたところ、そろそろ新しいのを仕留めるか、と軽く物色していたわけです。
当初は、オリンパスとかサンヨーのちょっといいやつにしようかどうしようかな、なんて思っておりましたけれども、どうせなら音楽向けとして売られれているやつにしよう、その中でも一番小さい奴にしようと思って見てみると、選択肢は一つ。ヤマハの POCKETRAK CX のみ。あとはちょっとでかい。
ただ POCKETRAK CX は高い。いくらなんでも上に書いたような使用目的だけなのに、そんなに出せない。ああ、やっぱり家電製品の中からちょっと良い奴を選ぶかな（この場合のちょっと良い奴というのは、2万円台前半あたりを想定しています）、と思ってた所にこれ。それでも一般的な IC レコーダーに比べたらかなりでかいけれども、TASCAM の従来の機種に比べたら横幅が小さい分携帯しやすい。
色々比べてみたヤマハの POCKETRAK CX とタスカムの DR-07 との違いのうち、私が気になったのは以下の通り。
大きさ
POCKETRAK CX の勝ち。長さはあまり変わらんけれど、幅と厚みが両者共に1センチほど違うので、ポケットに入れたときのふくらみ具合にはかなり差が出る。
録音時間
そんなにかわらん。2GB のメモリーカード入れて、16ビット、44.1kHz PCM で、POCKETRAK CX は約3時間5分、DR-07 は 3時間22分。
バッテリー持続時間
POCKETRAK CX の圧勝。PCM録音時 POCKETRAK CX は約22時間に対して、DR-07 は約7.5時間。違いすぎる。まあ十分やけど。
その他、POCKETRAK CX にあって、DR-07 に無いもののうち、ちょっと気になる部分。
ケース、本体内蔵スピーカー、CUBASE AI 4、ライン入力使用時の無音部分ごとに別ファイルにする機能。
DR-07にあって、 POCKETRAK CX に無いもの。
2秒さかのぼって録音開始する機能。あと、再生速度とピッチに関しては DR-07 のほうが細かく設定できるのかな？
まあ他にも細かい違いはあるけれど、こうして書いてたら DR-07 は勝ち目が無さそうではありますけれど、やっぱり DR-07 の最大の魅力は価格。これでヤマハが同じような価格なら、迷わずヤマハをチョイスするところですけれどもこれがまた。あとやっぱり TASCAM ってなんか知らんが好き。ポータブルカセット MTR 期のあの王者っぷりのイメージが未だに強いからかな。ラックマウントのパワーサプライとか、パッチベイとか、シーケンサーと MTR を MIDI シンクさせる憎い機器とか、全部 TASCAM。ああ懐かしい。
ああそうそう、裸で持ち歩くのもナニなので、100円ショップ行ってニンテンドーDSサイズのソフトケース買って来たらちょうどいい大きさだった。横幅はちょっと余るけど、長さはばっちり。
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