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DigiTech iPB-10 は、ただのスイッチ付きインターフェースじゃ無かった

あー、なんだ、そういうことだったのか。私も勘違いしておりました。本体ケースに入出力用のインターフェースとフットスイッチ類が付いてるだけなのに、なんでこんなに高いのか?と不思議に思っておったのですけれど、そういうわけだったのですね。

 よくこれだけ多くのエフェクトを同時に使い、アンプシミュレータもキャビネットシミュレータも動かしながら、高いパフォーマンスが発揮できるものだ......と感心していたら、ひとつ大きな勘違いをしていたことに気づいた。実はギター演奏しながら、ふとiPadのホームボタンを押したところ、iPB-Nexusが終了した。この状態でもまったく問題なく演奏を続けることができたし、フットスイッチを操作すればプリセットを切り替えることもできる。

 まあ、iOSのミュージック機能と同様にバックグラウンドで動いているんだろう......と考えていたが、実はそうではなかった。なんと、iPadの電源を切っても、さらにはiPadをとりはずしてしまっても、そのまま同じように操作を続けることができたのだ。え??と思ってマニュアルを改めて読んでみると、どうやらiPB-NexusはIK MultimediaのAmpliTubeやLine 6のMobile PODなどとはまったく違い、デジタル信号処理によってエフェクトやアンプをシミュレーションするというものではなく、単にリモコンアプリだったのだ。実際に音の処理をしていたのはiPB-10本体。だから、iPadがなくても動くというわけだ。先ほど、ステージでiPadの液晶部分を踏むなどして壊す可能性について書いたが、ステージで使う場合はあらかじめiPadを外しておけばいいのだろう。

iPad は、ただのエディット用のコントローラーという役割だったのですね。ただやっぱりちょっとお高いですね。でもまあアレですね、これはどんどん売ってバンバン使ってもらう製品じゃなくて、今のところはまだ

「どや!これでどや!見てみぃ、すごいやろ!」

的な位置づけの製品でしょうから、今後の展開に期待です。

iPad を装着して使うマルチエフェクター DigiTech iPB-10 - guitars.grrr

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