Home > Fuzz > | 自作エフェクター > 自作第一号機

自作第一号機

基板部分を再製作し、本体に組み込み各パーツ類と接続、ここまでは既に一度経験しているので、自分でも驚くほどスムーズに進んだ。が、しかし、スイッチをオンにしたら全く音がでない。なんでや。前は小さいながらもちゃんと歪んだ音がでたのにぃ。と思ってハタと気付いた。

060624_2224~0001.jpg
トランジスタ挿すの忘れてた!
あとで差し替えて遊ぼうと思ってソケット付けたのをすっかり忘れてた。これじゃアカンわな。

気を取り直してトランジスタを挿し込み、再度チェック。今度は音は出るには出るが、オンにしても全く歪まない。んー、どういうことや。もう諦めかけ5秒前。しかし初期投資額が脳裏をよぎり、気を取り直して、まずは配線のチェック。うーん、間違いなさそうだけれども。続いて基板のパーツに間違いがないかチェック。んー、合ってるけどなあ。続いてハンダのチェック。ちゃんとついてるかどうか、念のため裏から1箇所ずつピンセットでつまんでチェック。あ、
電解コンデンサが片方ついてない
ちくしょう。ちゃんとつけたつもりが外れているではないか。外れてても一応音は出るのな。ミスを見つけて嬉々としてハンダ付けし、またまたチェック。
ギョイーン
出た。出ました。とうとう出た。ついに出た。やっと出た。このなんとも言えん潰れたサウンド、ブーミーな歪み。これこれ、これやがな。あー嬉しい。嬉しすぎる。そしてスッキリした。きちんとやってるつもりでも、やっぱりどこかに間違いがあるんだな。初心者なのでなお更だ。あーでもミスがすぐ見つかってよかった。

このあと絶縁のチェックと、電池がカタカタ言わないためにスポンジ入れてフタをする。あ、そうそう、ACアダプターでちゃんとスイッチ入るかどうかテストしてなかった。BOSS の PSA-100 を挿してみよう。
入らん。
そもそも外径が小さい。問題外だ。ちくしょう。あとで DC ジャック買いに行こう。

しかし手間はかかるがこれはなかなか面白い作業だ。ちゃんと音が出たときの体のシビレ具合と高揚した感覚はなかなかステキだ。既に BOSS のコンパクトエフェクターが3台ぐらい買えるほどの費用をつぎ込んでいるので非常に高くついてしまったが、もう道具類は揃ったし、これから台数をこなして1台あたりの単価を下げていくのだ。次は Distortion 作ろう。それと友達に FUZZ 作ってと頼まれているのでそれも作る。今度は1発で音出してやる。

Home > Fuzz > | 自作エフェクター > 自作第一号機

Sponsored link
Facebook
Categories
twitter
Archives
Feeds
Track Feed
    track feed guitars.grrr

Return to page top