- 2010年3月 6日
- Overdrive/Distortion | エフェクター
ついに国内でも取り扱い開始ということですけども、このつまみの多さ加減は、もう完全にムラムラしてしまうわけですけども、プリアンプです。2種類あります。
こっちは 12AX7 2本入り。型番の数字が小さいけど、これが兄貴分とのこと。
こっちは1本。石で歪ませてるのかな?弟分のほうがハイゲインということでいいのかな。
で、このペダルを作っているのが、AMT というロシアの会社なんですけども、突如としてロシアに出現したわりには、製品が恐ろしく魅惑的なわけですけど、会社のサイトにある Company History を、ちょっとだけ見てみますと、
- ソ連時代に、音楽好きでバンドやってたセルゲイさんが、ある日、友人に借りたミニ・ムーグに感動して真似して作ってみた。
- 次に、ソ連では売ってなかった、レズリースピーカーの効果が出るものを友人に頼まれた。
- けど全く情報がないので、闇市場でレッドツェッペリンやピンクフロイドのレコードを買って研究した。
- 最初はフランジャーとファズとディストーションを作った。
- Asia という会社を作った。
- MIDIコンバーターを作った。
- 1991年に、社名を Asia Music Technology に変えた。
- 2001年に会社名を AMT にした。
- 現在に至る。
ということで、なんか訳が違う部分があるかもしれんし、相当端折っておりますけども、まあこんな感じでしょう。結構歴史があって、突如でもなんでもない。
で、このプリアンプシリーズには、ペダル式だけじゃなくて、ラックタイプもあるのですね。
サンプル音源もある。
さらに、他のペダルシリーズも2種類(1・2)あるし、本格的なパワーサプライもあるし、さらにキャビネットまである。結構幅広くやっている。
しかしこのチューブ式のプリアンプはやっぱりそれなりのお値段ですが、その他のシリーズのペダルは、思いのほかリーズナブル。そんなに高くない。憎い。
というわけで、このプリアンプを一度試してみたいのですけども、今のところ他の店では扱いがなさそうなので、欲しい人はもう思い切ってポッチリするしか無いのかな、という感じでありまして、まあそれは慣れてるのでいいのですけども、でも俺にはこれはちょっとオーヴァースペックだな。いや、オーヴァースペックというか、「不必要なもの」だな。きっとそうだ、そうに違いない。ムラムラするけど。
Comments:2
- たーみー 2010年3月 6日 18:35
>欲しい人はもう思い切ってポッチリするしか無いのかな、という感じでありまして、まあそれは慣れてるのでいいのですけども
男らしいですね(笑)。
その突破者精神を見習いたい所です。- kin 2010年3月 8日 01:01
たーみーさん
これに対しては、あまり男らしさを発揮できないような気がします。なんかこれあると、他の歪みペダルが全部いらなくなるような気がして…