今までは、ボード内のペダルを頻繁に入れ替えるため、その都度パッパッと長さが変えられる George L's を好んで使ってたわけなんですけども、半田付け不要でお手軽である代りに、差し込み不足とか締め付け不足などによる接触不良が起きることもありますので、なんとなく微妙な不安感を抱いておったわけです。まあちゃんとチェックしておけば滅多に不具合も起こらないですし、大丈夫なんでしょうけれど、モヤモヤしたまま使うのも嫌なので、思い切って総取っ替えすることにしました。
そこでとりあえず、これまでに何度かオークションに出品されている、ベルデン等を使用した自作のパッチケーブルを購入しておりましたのでそれを使い、あと足りない分は、いずれも中途半端な長さですので、ケーブルとプラグを買って、自作することにした次第です。
足りない分は四本ほどなんですけども、ちょっとだけ買ってもたくさん買っても送料が同じでありますので、ある程度まとめ買い。
シールドケーブルは、今までオークションで買った中で一番多いものに合わせ、 BELDEN 8412 を。プラグなんですけども、奮発してスイッチクラフトにしてやろうか!と意気込んでおったのですけども、値段見て即却下。価格面だけ見ると、クラシックプロが圧倒的に優位ですが、 Twitter でつぶやいたところ、「クラシックプロは、接触不良を起こしやすいかも?」というコメントというかつぶやき返しを頂きましたので、他のものにするかなあ?と色々見てみたんですが、やっぱりあの価格があまりにも魅力的すぎますので、結局クラシックプロにしました。「パッチケーブルとして挿しっぱなしなら大丈夫」とのコメントというかつぶやき返しも頂きました。まあオークションで買ったものも大抵クラシックプロ使ってるし、問題ないでしょう。
で、早速 60センチほどのものを1本作ってみました。ボードの in/out をまとめるジャンクションボックスを使ってますので、最後のペダルからボックスまで戻すのに、これぐらいの長さのものが1本必要なのです。上記の写真の左手前に写ってるのがそれです。
あと一緒に、ベリンガーのケーブルチェッカーも購入。 George L's の接触不良をチェックする用に前から欲しかったんですけども、「あれば便利やけど無くてもなんとかなる」的な品物ですので、なかなかそれだけを買う意欲もなく、なんかのついでに、と思っておったところ、今回誠に良い機会でありますので、カートへIN。便利です。便利というか、不具合のあるケーブルが一発で見つかるので安心です。
というわけで、これでパッチケーブルはすべて BELDEN に統一されたわけなんですけども、まあ統一といっても 8412 だけじゃなくて 9778 とか 9395 なんかも混在しているわけで、いやそれは、その辺の音の違いを聞き分ける耳を持っているわけじゃありませんので別にいいのですけども、とりあえず一つ言いたいことは、8412 の網線とその内側のモケモケとをパッと素早く分離できる方法は無いのかな、小さいものを至近距離で見分ける能力が少しずつサヨナラしている感じですので、数こなすと、少しだけ、ほんの少しだけ「キィ〜ッ!」となるような、そんな感じであります。落ち着こう。とりあえず落ち着こう。そしてあと何本か作ろう。
しかしたくさん余った George L's どうしようかな。
CLASSIC PRO P12R フォンコネクター、モノラル、L型
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Comments:2
- イールショックモリモト 2009年12月 3日 15:04
わお!このプラグ日本でも買えるのですね。
海外ツアー中、本当はスイッチクラフト製が欲しい時でもパーツ屋にはこれしか置いてないってことがしばしば。
ということでよく使ってます。
強度の問題でギターケーブルには使いたくないですが基本的に動かない、断線や接触不良が起こりにくいパッチケーブルには十分ですよね。
ボクもベルデン好きです。
ハイファイ過ぎるものはギターにはいまいち、8412くらいがちょうどいい。- kin 2009年12月 3日 22:39
お、帰ってこられたのですね。お帰りなさい。
なるほど世界中で売ってるのですね。このコストパフォーマンスはあなどれませんよね、見た目も良いですし。モリモトさんがそう言われるのなら安心して使えます。そしてベルデンの憎らしい皮むきにも慣れてきましたので、とりあえずパッチケーブルは全部8412にしました。