Electro Harmonix (エレクトロ・ハーモニックス)が誇るギター用高級ペダル、POG2 ( polyphonic octave generator 2 ) を仕留めました。
和音でも何でも速やかに追従する、非常に頼もしい逸品であります。
箱のフタ。
「あなたのポリフォニックの原動力」?ポリフォニックってどう訳せばいいんだろう?
中。すぐ閉めた。
ただ一カ所気になる点が。何のためのコネクタだろう?なんか拡張できるのかな?
以下操作方法などを
スライダーの左半分は、ドライ音と、-2 , -1 , +1 , +2 各オクターブ音のレベル。
スライダーの右半分は、エフェクトパラメーターで、通常は、オクターブ音に対するアタックレベル、ローパスフィルター、それとデチューン量。
中央部に2つある白いボタンは、上がドライ音にもエフェクトパラメーターを適用するかどうかの切り替え。
下のボタンは、ローパスフィルターの効き具合の切り替え。
両方のボタン共に、3段階の切り替えになっていて、ちょっとややこしいので文字入り写真で説明。
DRY FX を1回押すと、LED が赤く点灯し、3つあるエフェクトスライダーのうち、アタックのみがドライ音にも適用されます。
2回押すとグリーンに点灯し、アタックに加えて、ローパスフィルターも効くようになります。
3回押すと、LEDが琥珀色(オレンジ系)に点灯し、3本のスライダーが全部効くようになります。
ただしこれは、あくまでもドライ音に対する設定なので、3本のスライダーは、常にウェット音に対して効くようになってます。逆に言うと、ドライ音とオクターブ音が両方出ている場合、オクターブ音にだけ効くようにできるけども、ドライ音だけに適用させることはできません。
下にある Q ボタンは、ローパスフィルターの効き具合を3段階、オフ状態を入れると、4段階で切り替えられます。押す度に LED が明るくなっていき、この写真が最も明るい状態。ちょっとボケてるけど。
一番明るくすると、最もフィルターが効くようになり、この状態でスライダーを上下に動かすと、激しくレゾナンスの効いたワウサウンドになります。ペダル繋いでコントロールできたらいいのに。
あと、旧機種の POG と比べて最も大きな違いであるプリセット機能ですけども、左下のプリセットスイッチを踏めば、昇順でプリセットの切り替えができます。降順は不可です。フットスイッチでの降順への切り替えはできませんが、右上の丸いノブを回すと、昇順、降順どちらにも切り替えができます。
プリセットを呼び出した状態で、何かスライダーを触ったりすると、プリセットスイッチの横にある LED が点滅して、パラメーターが変更されたよ、ってことを教えてくれます。この状態で、右上にある丸いノブを長押しすれば、プリセット番号の LED が全て点滅し、現在選択されているプリセット番号に上書き保存され、長押しせずにすぐに離すと、変更前のプリセット状態が復活します。
右下にあるバイパスフットスイッチと、プリセットを切り替えるフットスイッチでは、踏み応えが違っており、バイパスのほうは「パチン!」という堅いスイッチで、プリセットのほうは、もっと柔らかい踏み心地になってます。
果たしてこれが私に必要なのかどうなのか、いささか疑問ではありますが、面白いことは間違いないと思われます。特に、ファズに繋いで上出したり下出したりすると、完全に「アヘ顔」になることを、ついさっき立証しました。ギターは顔で弾くのです。あと、クリーンの音に、全部のオクターブを適度に出して、アタックをちょっと削ってやると、あからさまにオルガン、しかもパイプオルガン風サウンドになりますけども、これはちょっとどう使って良いのか今のところわかりません。
で、サンプルサウンドなんですけども、YouTube 上に色々ありましたので、適当に貼っておきます。
正当派。説明も簡潔で、各パラメータの効果がよくわかります。
一見正当派。ただちょっと説明が長い。最後の「NG集」は必要なのかどうなのか。
上の方で、ローパスフィルターをペダルでコントロール出来たらいいのに、なんて書きましたが、それをやっちゃった人。ローパスフィルターだけじゃなくて、色々割り当てられるようです。メール送って改造をお願いするのかな?中のコネクタは関係あるのかな?
そして大トリ、総裁自らご出馬です。ジョージ吾妻氏によるデモ演奏。カメラ目線がまぶしいです。
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