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エリック・クラプトン ツアーレポート

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長期滞在なので、レポートも長め。号泣してる人見たかった!

エリック・クラプトン ツアーレポート

3週間に及んだエリック・クラプトンの日本滞在記を公開します!


2月6日(金)

ロンドンの天候不順のため到着を1日早めて日本到着。
車に乗ると戻って来れてうれしいよと。
そのままホテルへ。社長の出迎えを受ける。
今日の予定は?と聞くと特にないから散歩したり昼寝したりするから夜の食事までは何もないよとのこと。
19時過ぎにドアをノックする音がして、そのまま食事へ。
日本に着いたら社長と食事っていうのは決まってるんだとか、昔のキャピトル東急は素敵なホテルだった、自分の部屋は最高だったんだけど、他の人たちの部屋は最悪だったんだよね狭くってと笑ってた。
ホテルには最上階にバーなんてあった?とロストイントランスレーションの話で、それはパークハイアットだよと伝えるとどこか話すのにいいところはない?というのでホテル2Fのフレンチキッチンへ。
カモミールティーをのむ。


2月7日(土)

ロビーで待ち合わせて原宿へ。
駐車場に入れ歩いてお買い物。
その後、ホテルへ戻りてんぷらやへ。
夜と同じコースを食べたのでおなかいっぱい。
夕方また原宿へ。
何店かまわり再びお買い物。
しかしキャッシュしか使えないので取り置きして貰うことに。
夜はしゃぶしゃぶへ。


2月8日(日)

10時に出発してスタジオへ。
途中休憩、ランチを挟みながら16時過ぎまで。
夜のディナーにコーラスの michelle と sharon を連れて行きたいけど席は大丈夫?と聞かれる。
19時30分ロビー集合で食事へ。
椎茸、きんき、アスパラガス、刺身、焼き鳥、つくね、なす、じゃがいもを食すが、全部で終わった後、これで終わり?メインがくると思ってセーブしてたからお腹減っちゃたよと。
ホテルへ戻り、バニラアイスとカモミールティーを。
明日のディナーはふぐだ。
ふぐをさばくには特別ななんかがあるんでしょ?と聞くので免許がないとダメだよ、資格がない人がさばくと毒で植物人間になったり死ぬよというと死ぬのはかまわないけど植物人間はイヤだわと笑ってた。


2月9日(月)

10時出発でリハーサルへ。
スタジオで昼休みにjeff と話したいと先方のツアマネに連絡するもなかなか電話がかかってこず、ひたすら電話待ち。
やっと電話がかかってきてちょっとした打合せ。
スタジオ内が暑いとの情報が。
スタジオ外のオフィスあたりの窓、扉全開にして空気を。
みんな寒い寒いとジャケットを着込む。
そこへ、休憩しに出てきた ec が。わぁお、ここは寒いなぁと。
なんでこんなに寒いんだい?中に戻ろうかなと。
だってあなたが暑いって言ったっていうからって言われると、なんだって?
オレが言ったって? call と cold の聞き間違えぢゃないのか?と大笑い。
そこへ、chris が出てきて、ここはおぉ寒いとひと言。
一同大笑い。
リハ終了後、ホテルで社長と待ち合わせふぐへ。
初めてこういう本格的なふぐ料理を食べてすべてに大満足。
お腹いっぱいとお腹をたたく。
コース料理のテンポ、味、仲居さん、パーフェクトでした。
ホテルに戻ってバニラアイスとカモミールティーを。


2月10日(火)

10時出発でリハーサルへ。
今日は jeff beck との共同リハ。
やっぱり凄いわ、この2人。ハンパない。
たまにどうするとか相談しながらリハを進行。
リハ終了後はいったんホテルへ戻り、家族と web チャット。
その後、お買い物をして食事に。


2月11日(水)

10時45分に出発で大阪移動。
大阪到着後はホテルに入り、前回行ったカメラ屋に行こうと思ったが祝日は休みとのことで doyle を連れてお買い物へ。
帰りに doyle が前回買った指輪のお店を探しにアメ村へ。
ちょっとウロウロするが思い出せず、ホテルへ戻る。


2月12日(木)

午前中 doyle と一緒にカメラ屋へ。
ここのコレクションは凄いと感心してた。
レンズをひとつお買いあげ。
epson の R-D1s というカメラに興味を持ってた。
どこでも手にはいるよと言われ、今度買おうという感じだった。
お店を出たとき、サラリーマンの人が ec に泣きながらサインを求めてきた。
快くサインをするも号泣してるのでちょっと困った顔。
握手をして分かれたが、doyle に彼に何をしたんだ?とからかわれてた。
一旦ホテルへ戻ってから会場へ出発。
着いたらサウンドチェックを。
i shot the sheriff やらを。
そしてショー。
音がよかったと終演後に満足。


2月13日(金)

10時30分にロビーに降りてカプチーノを。
doyle を誘ってるので doyle も合流、そこに朝食を食べ終わった peter と abe も合流。
今後の活動についてちょっとミーティング。
その後はお買い物、そしてランチ。
ec と abe は天ぷらうどん、doyle は鍋焼きうどんを食す。
doyle が中に入ってたドーナツ型の麩をこれなぁに?と聞くと ec は krispy cream みたいだなと笑う。
天ぷらうどんを食べながら昼のごはんにはベストだといいながら完食。
doyle が前回日本に来たときに、derek と歩いてたらファンが寄ってきて、derek、あなたのギターは素晴らしい、doyle には、あなたはストレンジィと言われたと言ってみんな爆笑。
夕方会場へ。
会場では関係者の人が持っている cream 時代のサンダーバードをその昔チャリティーオークションで手放して以来の久々の対面。
軽く弾いて、うん、これはもの凄くいいギターだよと。
当時使っていた3本の中で一番いいギターだったと。
ネックの傷とかを憶えてる?と聞かれ、いや、まったく憶えてない、 cream 時代は飲んで薬でと一番酷かったからって言って笑ってた。
また自分に見せてくれてありがとうって言っていた。
いいギターだから大事にしてくださいって。
帰る間際、サンダーバードにサインを頼まれ快くサインをする。
ギターに?と聞くと持ち主はとんでもない、ケースでお願いしますと言うとthat's good ! と言って笑ってた。


2月14日(土)

ホテルを出て東京へ向かう。
駅に着いて少し時間があったので構内のコーヒーショップに入りカプチーノを。
電車の中でカツサンドとサンペリグリーノを手渡す。
食後はもちろんバニラアイスクリーム。
東京に着くと原宿でお買い物。
夕食は焼肉。
何にしようか悩んでたので、オレが頼もうかと?聞くとそれでいいよと言うので、上カルビ、ハラミ、ロース、上ヒレ、レバー焼き、チヂミ、キムチ、サラダ、チシャなどを頼む。
結構な量だったけどみんな完食。
全部食べたんだ?よしっとひと言。


2月15日(日)

今日のランチはホテルで。
となりの人が煙草を吸ってて、日本では公共の場で吸ってていいんだ? 英国だと法律があるからどこもダメだよ、フランスは酷くてみんな片手でなにか食べながら片手で同時に吸ってると言って笑ってた。


2月16日(月)

この日は上野のアメ横へ。
車の中で iPod をかけ、van morrison がかかると、彼は日本に来たことがあるの?ないんだ?彼は great ! だよって言ってた。
上野に到着。
アメ横あたりを歩きながら great ! とひと言。
お店でプレゼント用にスカジャンを購入。
そして doyle と合流するため原宿へ。
ランチは馴染みのとんかつ屋。
お店に入ると、戻って来れてうれしいとひと言。


2月17日(火)

移動の車の中で haribo というグミを出してこれ好き?って聞いてきたので好きだよ、うちの子供も大好きだしというと、こういうの大好きなんだよねとグミグミしながらひと言。
また、中川外相のプレス会見みた?酔っぱらいだったなぁ、まったくしゃべれてなかったと笑ってた。
秋葉原を通過中、ダウンタウンだ!こういう街好きだと。
そして駐車場から歩きながら、1日中過ごすのもいいな、この街で、次のオフかな?と言ってた。


2月18日(水)

今日のショーは素晴らしかった。
いや、ホントに。
自分的にはここまででのベストショーだと思った。
バンドがハンパなく凄かったし。
あとで doyle にも聞いてみたらすごく良かったと。


2月19日(木)

帰りの車中では "shine" って曲が iPod から流れこれ joni mitchell ?新しいヤツ?と聞くと1年くらい前のヤツでアルバムは普通なんだけど、この曲は大好きだって言ってた。
そういえばこのあいだ van morrison のアナログを ebay.uk で買ったよというと、どのアルバム?っていうので cheiftans だよと言うとグレイトアルバム!でも iPod に入れるのにコンバートできるの?それともプレイヤー?って言ってた。
17時30分出発で会場へ。


2月20日(金)

エレベーターで下に降りてるときに他の階から2人の西洋人が乗ってきた。
1人はポロシャツにバミューダ、一人は2メートルくらいの大男でバスローブを着てた。
バスローブ男がポロシャツに you know this guy ? ってちらちら見ながら言うもんだから ec が me? と聞くとそのまま he looks like eric clapton. て言うから、 ec が do i ? と言い、yes と。
そのままその2人はフィットネスのフロアで降りていった。
その後、ec は western, ホントに rude だ。
respect のかけらもない。
ましてやこの国にいると余計にそう感じるよ。って嘆いていた。
カプチーノを飲みながら今日の動きの確認を。
移動の中であくびを連発するので、まだ時差ボケあるの?と聞くと、いや、ないよ、雨が眠気を誘うんだよねって言ってた。
途中、bruce hornsby が流れると彼は日本に来る?と言うので、いや、80年代とかに来たっきりぢゃないかなと言うと、bruce は凄くいいヤツで音楽も大好きなんだって言ってた。
帰途ホテルへ着く直前、FM で deep purple の smoke on the water が流れ、リフの部分を口笛でくちずさむ。
結構、レアだな、こういうのは。
部屋に入るまでの廊下でも smoke on the water を口笛。
夕食のレストランに向かう車の中で anthony hamilton がかかり、これ、さっき FM でかかったヤツだよ。
さっき聴いてよかったから買ったんだ。
anthony hamilton は大好きだし。と。
他に duffy もさっき聴いて購入してた。


2月21日(土)

昨日オレの友人からプレゼントされたポータブルのアナログプレイヤーは素晴らしい、今まで聴いたことないソウルのレコードも素晴らしかったって言って喜んでた。
ロビーにおりると jeff も降りてきてしばし談笑。そして会場へ。
会場に着いたらそのままステージへ。
サウンドチェックを。
合同でもこなす。
帰りの車の中で iPod で snooks eaglin の see see rider がかかり、彼は盲目のニューオリンズのアーティストで座ってプレイするんだけど素晴らしい、彼は天才だよと。
でも2日前に亡くなってしまったんだよねって言ってた。


2月22日(日)

買い物先でjeff beck への贈り物をセレクト。
会場で手渡されたプレゼントのフェザーを jeff はステージで身につけてた。
終演後、バンドラウンジで jeff のバンド、ec のバンドで団らん。
帰りの車の中では、it went well ! って言ってた。
jeff ってのは話せば話すほどいいヤツだな、もの凄く sweet だと言っていた。
また、かかっていた曲や車の話で盛り上がる。


2月23日(月)

3年ぶりに再会した日本の友人のためにギターをプレゼント。
モノはマーチンのアコギでプロトタイプだから世界に3本しかないうちの1本目。
手渡したその場で弾いて見せようか?って2曲ほどプレイ。
日本に来るたびにここへ来てギターを弾こうと言いながら。


2月24日(火)

ホテルのロビーで、ちょっと教えて欲しいことがあるんだけど、いつもオレは口笛を吹いてるんだけど、日本では失礼な行為なの?あんまり街で口笛を吹いてる人をみないんだけど、って言うので、そんなことはないよ、問題ないよ、でも子供の頃には夜口笛を吹くと蛇がでるって言われたことがあるっていうと、あ〜、なんかそういうのは聞いたことがあるって言って笑ってた。


2月25日(水)

夕方、ホテルをでて会場へ。
会場に着くともの凄い数のフラッシュがたかれ、何事かと。
聞いてみると玉置浩二さんと石原真理子さんが結婚し、見に来るんだと。
今日のショーは wowow のカメラが入っている。
3月に放送予定。
マネージャーにステージ前のカメラが邪魔だったら言って欲しいって言われるまで収録のことを忘れてたよ、それがかえってよかったかもねと。
ec が今日は昨日よりももっとリラックスして弾けたのでより一層弾けたと。
素晴らしいショーだった。


2月26日(木)

19時30分にホテルを出て band & crew の社長ディナーへ。
abe が肉の焼き加減を聞いてきたのでオレはウェルダンというか焦げてるくらいがいいんだよね、赤いのはちょっとというと、abe は肉汁だめなの?そうなんだ?オレはちょっと焼いて裏返してちょっと焼くくらいのがいいなぁ。
それを聞いた sharon はわたしも良く焼いた方がいいと。
willie はミディアム。
abe が ec に聞くと、 aki と同じで焦げ目を味わうくらいがいいって言ってた。


2月27日(金)

ホテルのエレベーターホールで今日は雪だよと言うと、雪?ファンタスティック!って言ってた。
車に乗り込んで走り出すと、これは英国では sleet って言うんだよ、雪だけど、地面に着くと水に変わる状態をねと。
ランチで、メニューを見終わり、何にした?って聞くのでペスカトーレにしようかな、ec は?と聞くとペンネボロネーズって言ってた。
で、食べ始めるといつものようにあっという間に食べ終わり、目と目を合わせてクイックだなって笑ってるので、いつも2人で食べると早いよねっていうと、今日はオレが勝った、ほんのちょっとの差だけどって言うから、でもオレのは殻があるからっていうと、笑ってた。


2月28日(土)

車を停めようといつもの路地に入ろうとするも工事中で入れず、でも係員のおじさんに事情を説明すると迂回の看板をどけてくれてトラックの前に駐めさせてくれた。
ec はそれを見て so kind と感激。
用事を終え車に戻るとおじさんがまた看板をどけてくれ誘導してくれた。
それを見て、英国じゃ絶対ありえないよと。
英国じゃ go away ! って言われるかもっと汚い言葉で言われるよ!
なぜ日本が大好きなのかという理由にはこの国には respect っていうものがある。
また昔の古き良き英国を思い出させてくれるからって言ってた。


3月1日(日)

オレの友達みんなが素晴らしいツアーをありがとうって言ってたよ、ec のツアーはお祭りみたいなもので、地方に散らばってる友達がみんな集まってショーを楽しんで、終演後、食事や飲みに行って楽しんでる、でもツアーが終わって、あ〜、ツアー終わっちゃったよと言ってると言うと back to normal って言いながら笑ってた。
今日で ec とお別れ。
ゲート前お別れするとき、素晴らしい仕事ぶりだった、いつも滞在を楽しんでいるよ、オレたちはブラザーだ。
次回は子供達を連れてきたいと思ってるよと。
18時30分のニュージーランド航空90便でニュージーランドへ。

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