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スライドで行きたい!

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ギター・マガジンの12月号に、スライドで行こう!というギタリストの松浦氏によるちょっとしたセミナーが載っている。

スライド・バーは一応所有している。数年前に購入したガラス製。

所有しているからには使ってみたことはあるわけですけれども、ところがこれが、全く使えない。使えないというのは、「なんやこのバー、全然アカンわ!」という使えないじゃなくて、私が全く使いこなすことができないほうの使えない。いや、使いこなすどころかそれ以前に何をどうしていいのかさっぱりわからない。どのぐらいわからないかというと、普通スライド・バーは弦に軽く当てて使うもんですけれども、そのガラス製のバーを買う前は、バーをぐっと弦に押し当てて、言うなれば指で押さえる替わりにバーで押さえる、ぐらいの勢いでバーを押さえて、フレットで音程を決めるに違いないなんてアホな知識しかない状況だったわけで、まあそこが永遠の自宅ギタリストの弱点でもあるわけですが、まあさすがにちょっと調べたらそれは全くもって的外れでトンチンカンなことだったのはすぐに判明したんですけれども、実際に軽く触れる程度でやっては見たものの、その軽く当てるという全く力を入れない使い方に、なんかこうこそばゆいというか、力の持って行き場がない状態が気持ち悪いというか、まあ要するにスライド奏法が全然出来ない、スライド奏法なんて、どっか異次元の遠い世界の話、ぐらいの勢いなわけです。

その後もごくたまにスライド・バーをまさぐりだしては軽く弦にあてがってはみたものの、やっぱりどうも気持ち悪いし、それにフレットの真上で止めることが至難の業で、それにもまして、普段ネック上のポジションの認識方法が、フレットとフレットの間の指版上にあるわけで、思ったポジションにバーをあてがおうと思ったら、どうしてもフレットとフレットの間にバーを持ってきてしまい、「あー、違う違う」なんて猛烈にイライラする状況だったので、全く使えないまま今に至るんですけれど、そこへ来てこのギターマガジンのセミナー。

杉浦氏が指にバーをはめている写真が載っているのですが、薬指にはめているバーは、かなり指にフィットしている。ピタッときている。バーと指の間に、あまり隙間がないように見える。もしかして杉浦氏の指が太いのかもしれないけれど、少なくとも写真ではそう見える。それに対して私のガラス製のバーは、薬指にはめても結構遊びがある。隙間がある。

ははーん、なんか気持ち悪いのはきっとこの微妙な隙間のせいだな、遊びがあるのがいけないのだ、遊びがなくて、指がピンとまっすぐになってるほうが使いやすいに違いない。そうだそうに違いない、と、何か明るい未来が見つかったような気がして、ちょっと仕事で出たついでに楽器屋に寄って、細身のバーを買って来た。

冒頭の写真がそれ。ガラス製の物は以前から持っているもの、ステンレス製の細身の物が今回買ったもの。同じくステンレス製の短い物は、長い方とセットになっていた。

で、帰ってから使ってみたら...

使いにくい。理由は二つ。一つは、ちょっとテーパーがかかっているので、弦とボトルとの間で接触不良を起こしてダメ。もう一つは、指との間に隙間があまり無くて、薬指、あ、薬指にはめてるんですけれど、隙間が無いので指がほぼまっすぐになる。私は隙間があまりなくて指が中で曲がらないほうが使いやすいのかも、と思ってたけど、それは全くもって的外れだった。指が中で軽く曲がってるほうが圧倒的にやりやすい。結局最初から持っているガラス製のほうがやりやすい。買って損した。

いや、細いほうがやりにくいとわかっただけでも買った価値がある。もしかして、多少なりともスライド・奏法ができるようになった時に、細身のテーパー型のほうがやっぱりやりやすい、なんてことになるかもしれず、いや、まあならないだろうけど、一応細身のバーは保管して置こう。

私向けのバーの形が解ったのはいいんですけれど、だからと言ってすぐに弾けるようになるわけでもなく、なんと言ってもミュートが難しい。普通に弾いてもろくにミュートもできないのに、スライド奏法はミュートしまくり必須だからこれはもう相当なハードルだ。あとやっぱり力入れすぎ。特に1弦側のフレットにバーがかちかち当たって音がしてしまう。これはもうダメダメだ。

セミナーの文中では、弦高を高くする人が多いけど、指弾きでもそのままいけるので、普通の弦高がお勧め、って書いてあった。けれど、上記のようにフレットに当たりまくるので、YAMAHA の SL-700S の弦高をかなり上げて、スライド奏法練習用にすることにした。もうかなり高い。もっと上げたいけれど、もうイッパイイッパイ。スタッドからブリッジが外れそうなほどの勢い。さすがにこれは高すぎるかな。もうちょっと下げよう。
そして、セミナーの基本練習と、レギュラーチューニングでのプレイ、ぐらいはできるように頑張ろう。

ああそれと書いてて思い出したけど、数年前にブルース・バーにただの観客として行った時に、友人の師匠みたいな人が、自分の順番が来たときに、おもむろに100円ライターを手に持って、見事なスライド奏法を披露した。私が「凄いですね」と言いましたところ、「うん、棒みたいで角が無かったら何でもええねん」と言い放たれ、一夜にして私にとっても心の師匠みたいな位置づけになられたわけですけれど、心の師匠と言いながらもそれ以来お会いしてない。元気なのかな。


以下冬のスライド・バー祭り

Comments:2

king-joe 2008年12月11日 11:12

おいらの兄がギター弾くのデスが、
最初に見たスライド演奏がリッチー・ブラックモアだったため、
(リッチーはバーに指を入れずに2本の指で押さえる持ち方)
“単2電池”を使ってました。

また、
知り合いのブルースギター弾きは、
長めの“ソケット”を使ってました。
「フツーのバーは軽すぎてダメだ!」って言ってました。

皆様、いろいろとこだわりが有るようデス♪

Kin 2008年12月11日 19:56

うーむなるほど、色々あるんですね、しかし電池はちょっと手強いな(笑)
でもその「軽すぎる」ってのは、よくわかります。なんか力の入れ所が無くて気持ち悪いんですよね。
まあしかし何を使ったとしても、多少なりとも形になるまでには猛烈に遠い道のりのような気がしております。

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