- 2008年6月23日
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最近出番が多い、Fender Japan の AST-FR。出番と言っても別に持ち出すわけじゃなく、家で弾くだけなんですけれども、その AST-FR のフロントとセンターのピックアップがスタガードタイプで嫌だ、というのはこの前書いた。で、押し入れに使ってない DiMarzio のピックアップが2個眠ってて、それに交換してしまおうかな、なんて考えてたんですれけど、AST-FR は真っ黒けなのに、その DiMarzio のピックアップは白。このまま取付けるとコントラストが強すぎて、ちょっと嫌だ。ピックアップカバーだけ換えれば済む話やけれども、1個は通常のポール・ピースタイプなのでいいけど、もう1個はバータイプ。バータイプのピックアップカバーなんて売ってるかどうか知らんし、もう面倒くさいから色は気にせずに交換してしまおうかな、なんて考えてた。
これが元の状態。
フォトショップで白に変えてシミュレーション。うーん、まあいいと言えばいいけれど。
先週末に、友人と楽器屋に行き、アーニーボールのワウペダルが売ってたら買ってやろうと物色してたら、ふと目にとまったストラト用のピックガード。SSH配列用で、色は3プライの白。
ああ、そうか、ピックガードを白にすれば、白のピックアップと馴染むではないか!
と思い至る。しかし、リアピックアップは交換せずにそのまま使うので黒のまま。じゃあ今度はそこの色が合わないじゃないか、なんて思ったけれど、黒のピックガードに白いピックアップよりも、白いピックガードに黒いピックアップのほうがまだ許せるだろうと思って買って来た。アーニーボールのワウペダルは売ってなかった。
問題はサイズが合うかどうかだが、一応フェンダー・ジャパン互換ということで、まあ合わなければ適当に穴開けようと思って家に帰って当ててみたら、穴がどうこう言う以前に、AST-FR のブリッジはフロイドローズタイプなので、ブリッジ部分の形状が全然合わない。これは削る程度ではダメだ。切り取らないと。
切り取った。
あと穴が3カ所ほど合わなかったので、それも開け直した。センターピックアップの穴も、オリジナルのものよりも2ミリほどブリッジ側に開いていて、最悪穴を広げないといけないかも知れんと思ったけれど、取付けてみたら全然大丈夫だった。それと、AST-FR は1ボリューム、1トーンなので、ポット用の穴が一個余る。トーンを増設するという選択肢もあったけど、配線方法を調べたりするのが面倒くさいので増設はせず、穴は開いたまま。
新しく載せるピックアップは、フロントに DP414 Virtual Vintage® Solo Pro、センターに DP188 Pro Track™ 。
取付ける前に、一つ気になることがあった。それはフェイズアウト。新しく載せるのはどちらも DiMarzio なので問題ないけれど、最初から付いてるリアピックアップが、Dimarzio と同じ極性かどうかわからない。一応アナログテスター繋いで、ドライバー近づけて針がどちらに振れるか、っていう調べ方は知ってるけれど(やったことないけど)、テスターはデジタル式しか無いし、それで試しにやってみてもなんだかよくわからないので、とりあえず付けてみることにした。
完成!白いノブとセレクターの白いキャップも一緒に買ったので取付けた。フロントのポールピースのピッチがちょっと合ってないけど。
で、リアとセンターのハーフトーンにすると、音量がガッツリと下がり、ちょっと詰まった感じの音が出た。確率2分の一なのに。でもまあそもそもハーフトーンはほとんど使わないし、また配線やり直すのもあまりにも面倒くさいので、フェイズアウトしたまま使う。使ってやる。
肝心の音は、センターの DP188 はもう最高。艶やかでキラキラするけど、全然細くならず、コシがある。これは楽しい。フロントに付けた DP414は、ちょっとつぶれてブーミーな感じがするなあ。もうちょっと高さを低くしてみよう。
いやあしかしピックアップ換えるのは面白いなあ。リアも換えようかなあ。なんか手段が目的になってる感じがするけれど。とりあえずアナログテスター買うか。
DP414 はもう売ってないなあ。
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