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歪曲表現で奮闘するギターマガジン

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定期購読してるので、いつも発売日前日には必ず届くギター・マガジン今月号は、復活ライブに合わせて、もちろんジミー・ペイジ特集。インタビューとか使用機材とか奏法分析とか盛りだくさん。で、今さっき奏法分析の譜例見ながらギター弾いて「おお、これこれ」とか、「あーこんな風になってるのか」とか、適当に解説読みながらピロピロしてたら、どうも引っかかる点が。文章に妙なところがあるのだ。なんちゅうか、遠まわしというか、断言を避けてるというか。

以下不自然な点を引用。

P28上段

"のちのハード&へヴィ・ロックの規範となったリフ・プレイ!「グッド・タイムズ・バッド・タイムズを参考にした Ex-1"

"コミュニケイション・ブレイクダウン」をシミュレートした Ex-2"

"印象的な半音旋律でダークに進行する「幻惑されて」風の Ex-3"


P28 下段

"リリカルなアルペジオで牽引する1st 収録「ゴナ・リーブ・ユー」風の ex-1"


P29 上段

"オープニング曲[胸いっぱいの愛を」のへヴィなリフ・ワークをイメージした Ex-6"

"ブルージィな単音リフで展開していく「ハートブレーカー」を参考にした Ex-7"

以下この調子でずっと続く。
シミュレートした
参考にした
風の
模倣した
参考譜例
参考サンプル

とにかく、譜例の解説文が、断言していないのだ。していないにも関わらず、譜例はまさに Zeppelin の曲そのもの。よく「○○奏法」なんていう本とか特集で、特定の曲の譜例じゃなくて、いかにもその人が弾きそうなオリジナルの譜例を挙げてる場合があるけれど、今回のはそんなのではなくて(一部そういう部分もあるけど)、明らかに原曲の一部を抜粋して載せている。けれども解説を読むと、決して原曲ではなくて、あくまでも「?風」であり、「模倣した」ものらしいのだ。

なんか読んでて苦労の跡がアリアリと見えて、ニヤニヤしてしまうのだけれども、要するにこれは権利関係で苦肉の策なんかいな。そういえば以前、同じリットー・ミュージックの「なりきりギター・ヒーロー ギタカラ 情熱の名演編」という、タイトルがちょっと恥かしめの楽譜買って、それには一番最後に Led Zeppelin の天国への階段が載っててんけれど、詳細なタブ譜は載ってなくて、コードだけが載った、要するに弾き語りの楽譜みたいなことになってて、「なんじゃこりゃ?」と思って解説を読むとこう書いてあった。

「この曲に関しては、アーティストの意向で"1曲"のみでは楽譜掲載の許可が取れないので、譜面はナシです」

で、結局付録の CD にカラオケが入ってるのみだった。ヤマハからはアルバム全曲丸まる載った楽譜がアルバムタイトルごとに出てるので、"ばら売り"はダメよということか。厳しいなあ。

厳しいけれど、明らかに原曲の楽譜なのに、「?風」とか「模倣した」ものなら OK 。それはそれ、これはこれ、というか、空気読んでるのか、今回は復活記念で特別なのかよくわからんけれど。

余談やけど、上記のタイトルが恥かしめの楽譜には、デレク&ドミノスの「いとしのレイラ」も載っていて、これも「天国への階段」同様コード譜のみ。解説にはこうあった。

「この曲の権利エージェントから、"伴奏音源付きの譜面掲載は不可"って言われちゃったので譜面はコードのみです。"いいじゃん!いいじゃん!って思うのですが...」

いいじゃん!いいじゃん!

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