先日のエントリーのこれ、
本当の Jake E Lee (with the guitar)
このビデオクリップの件が、WIRED VISION で紹介されておりました。
WIRED VISION / だまされる人続出:有名ギタリスト熱演のパロディビデオ
作者は StSanders という人で、上記の Jake E Lee だけじゃなくて、現時点で13本もある。
YouTube - Broadcast Yourself
んで今順番に見ながら書いてるわけですが、やっぱり基本的に上手い人のはず。余弦がキッチリとミュートされていて、本当の下手クソには絶対無理。それに映像と音が上手くリンクされていて凄いなと思ってたらやっぱりその筋の人でした。
Ojalaさんの本業はメディア・アーティストで、その作品には、高速道路下の通路といった公共の場所に大型のオーディオ・ビデオ機器を置いたインスタレーションなどがある。なんか映像職人の人かいな?写真の人は本人?
Ojalaさんは本家のクリップに合わせて「笑えるものにするために必要なだけ」ギターをかき鳴らし、録音・編集を繰り返してビデオを作る。制作時間は、どれだけ音を追加するかによっても違ってくるが、ビデオを完成させるまでに少なくとも2〜3時間かかる。"2〜3時間かかる"って、2〜3時間で作ってしまうのか!凄いな。
「始めた時は『こんな偽ビデオに引っかかる奴が誰かいるのか見てやろう』という気分だった」とOjalaさん。「ついでに言っておくと、ミュージシャンやスタジオ関係者の中にも、すっかりだまれされた人は多かったね」事実、録音機器や音楽制作に関するディスカッション・サイト『Gearslutz』にビデオへのリンクが掲載されると、ミュージシャンの中には、ClaptonやVan Halenの(ある投稿者の表現を借りるなら)「常軌を逸脱したひどい」演奏スタイルを批判した者たちもいた。後になってこれが悪ふざけだということを理解して笑ったわけだが。
だまされる人もいるほどの完成度。俺も初めて見たときは、最初の10秒ぐらい頭上に「?」が5,6個浮かんだ状態やったしなあ。
そして興味深いのがこれ。
Gearslutzではこうしたビデオについて様々な意見が飛び交ったが、Manoukianさんは、ミュージシャンでない友人にビデオを見せた時の反応は、Gearslutzでの反応とは大きく違ったと話す。簡単に言うと、友人たちはこのビデオの面白さが理解できなかったというのだ――このおかしさがわからないだなんて、本当に気の毒な話だ。
なるほど。楽器をやらない人、というか原曲というか、そのギタリストを知らない人ということかな。何が変なのかがわからない、ということか。
まだ全部見てないけど、今のところ一番笑ったのが、Iron Man のリフをへたくそに弾く Van Halen 。これはもう笑うと言うか噴き出した。なんというか、生まれて初めて歪系のエフェクターを使った、あの日の感覚が淡く蘇る・・・。
Star Wars Redo っていうのがあるけど、全然意味わからんです。コメントみたら笑ってる人が多いから音声置き換えたパロディと思うねんけれども。せめて英語字幕あったらなんとかなるのに。くそう、内容知りたいな。それと Rejected Star Wars Opening。これはアレンジの変更だけかな?でも、これ系は、日本が誇る例のあれの衝撃にはかなわない。
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2008年2月12日追記:
この作者の動画は、全て削除されています。アカウントも無くなってます。非常に面白かったのに残念。
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