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鳴るのか鳴らないのか?!

昨日の続き。

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完成した基板をケースに入れて結線する。通販で買った線だが、なんだか妙に細い。ワイヤーストリッパーの 0.5ミリの溝よりもさらに細い。なんだこれは。なんか全然別のものを買ってしまったのか?耐熱150度って書いてるし。ワイヤーストリッパーが使えないので全部カッターで皮むきしないといけないではないか。激しく面倒臭い。でも他に線がないので仕方ない。まあとりあえずやってみよう。

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悪戦苦闘の上、とりあえず完了。基板を固定する前に、この状態で電池つないでシールド繋いでアンプのスイッチ入れてジャラーン、とやってみるが・・・・・・

鳴らん。

なんでや。LED はちゃんと点灯する。スイッチをオフにしても鳴らん。ということはジャックの配線が間違ってるのか?はたまたフットスイッチの配線が違うのか?・・・・・本にはこのへんの事が詳しく書いてないからよくわからんのだ。ジャックの配線する箇所がステレオで4箇所、モノラルで3箇所もある。本に載ってるやつより1箇所ずつ多いのだ。ここで間違ってるのかな? LED はスイッチに連動してちゃんとついたり消えたりするからスイッチの配線は大丈夫と思うのだが・・・・

というわけでジャックの配線をよく見ると、tip と思って繋いでた線が全然関係ない箇所に繋がっていた。なんだこれは。sleeve でも ring でもない。よくわからん。とにかく tip と思って繋いでいた半田を吸い取って、つなぎ直す。そして再度テスト・・・・

ジャラーン

おお、鳴った!バイパス状態でとりあえず音が鳴った。よし、スイッチ入れてみるぞ、それ!

ジャラーン

「・・・・・」

鳴るには鳴ったが、猛烈に音が小さい。小さすぎる。Output のツマミを最大にしても小さすぎるのだ。一応歪むのは歪んでいる。ちゃんと FUZZ らしい音が鳴っている。が、いかんせん小さすぎる。生音との差が激しすぎる。本を見ると、音が小さい場合として、パーツの数値が間違ってないか確認しろ、とか、トランジスタが壊れてないか見てみろ、なんて書いてるけど、見た限りでは間違いはなさそうなんだけれどもなあ。よくわからんなあ。

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疲れ果てたので、一応完成ということにして、ふたを閉めてノブを付けた。LED は結局近所のホームセンターで、ブラケットつきの直径8ミリのものを買ってきて付けた。ノブも小さいものが売ってたので買って付けた。見た目はまあまあ良いんだけれども。

初期投資の割にはあまりにもスッキリしない出来栄えなので、かなり悶々としている。それに時間がかかるから、肝心のギターを弾く時間が全く無くなってしまう。これじゃなんのためにエフェクターを作っているのかわからん。本末転倒ではないか。まあバッチリと完成した暁にはそんなモヤモヤも吹っ飛んでしまうんやろうけれども。

さあこの後どうするかなあ。FUZZ を再チェックするか、無謀にも DISTORTION に着手するか、練習がてら FUZZ の基板部分だけ新しく作り直してみるか・・・。結局ケースを加工してる時が一番楽しかったりして。

※本に載ってる JH FUZZ の写真のツマミの文字が、どう考えても配線図と逆になっている。でも写真に合わせてケースのフィルムをプリントしたので、ボリュームを左右入れ替えてます。かなわんなホンマに。

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